テレビの転倒防止-買う前に、付属のベルトとネジを確認する

テレビの背面にネジで留めた転倒防止ベルト わが家の備え

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テレビの転倒防止グッズを調べると、ベルト、ジェルマット、突っ張り棒と種類が多く、どれを買えばいいのか迷います。

その前に、見てほしい場所があります。テレビを買ったときの箱の中です。

多くのテレビには、転倒防止ベルトが最初から付いています。ソニーは「全モデルに付属」と公式に書いています。

東京都は、1・2歳の子どもがテレビの模型を引く力を測っています(2018年・平成30年の報告書)。最大は3.7kgでした。付属の固定器具で留めたテレビは、それより強い5.0kgで引いても倒れませんでした。耐震マットだけのテレビは、子どもが引く力より弱い力で倒れています。

付属のベルトとネジが揃っていれば、新しく買う必要はありません。揃っていなかった場合も、テレビ台の形を見れば、何を選べばいいかが決まります。


  1. 結論:付属品があれば使う。なければ買って対策する
  2. 1. まず、テレビの箱と取扱説明書を見る
    1. 多くのテレビに、転倒防止ベルトは付いている
    2. 見る場所は3つ
    3. 確認するのは、ベルトとネジの両方
  3. 2. 付属品がなければ、テレビ台の形でベルトを選ぶ
    1. テレビ台とテレビの4か所を見る
    2. テレビ台のタイプと、使えるもの
    3. クランプ式は、テレビ台の天板を挟んで留める
    4. クランプで挟めないテレビ台
    5. テレビの背面のネジ穴(VESA)
    6. 耐荷重は「スタンドあり」の重さで見る
  4. 3. ジェルマットは、ベルトの代わりにならない
    1. ジェルマットは、テレビの横滑りを止めるもの
    2. 子どもが引く力には、ジェルマットだけでは負ける
    3. 地震に対しては、ジェルマットはテレビに効いている
    4. ジェルマットを貼る前に確認すること
  5. 4. テレビ台そのものを、動かないようにする
    1. テレビをテレビ台に留めても、テレビ台が倒れれば同じ
    2. テレビ台と壁のすき間を埋める
    3. キャスター付きなら、まず車輪を止める
  6. 5. 壁掛けにするなら、賃貸でも工事不要の製品がある
    1. テレビ台を使わない選び方もある
    2. 小さなピンで壁に留める金具
    3. 取り付けたあとの確認
    4. 条件から外れるテレビは、業者に相談する
  7. 6. わが家の失敗
    1. 棚の天板が厚くて、ベルトを留められなかった
    2. 配線を、ベルトの金具の下に噛ませていた
  8. 7. 付けるのは20分。手順はこの3つ
  9. まとめ:まず、箱と取扱説明書を見る
    1. この記事を書いた人
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  10. 参考文献

結論:付属品があれば使う。なければ買って対策する

固定するかどうかで、地震のときの結果は大きく変わります。2016年(平成28年)の熊本地震のあと、東京消防庁が室内の被害を調べました。転倒防止の対策をしていなかった薄型テレビは、38.2%が転倒・落下・移動しています。対策をしていたテレビでも15.6%は倒れたり動いたりしましたが、対策なしの半分以下に抑えられています。

だから、まずは付けることです。付属品があるかどうかは、テレビの箱と取扱説明書を見れば分かります(1章)。なければ、テレビ台の形でベルトを選びます(2章)。

ただし、ベルトがつなぐのはテレビとテレビ台です。テレビ台そのものが倒れる問題は、別に残ります。これは4章で扱います。


1. まず、テレビの箱と取扱説明書を見る

多くのテレビに、転倒防止ベルトは付いている

テレビを買うと、リモコンや電源コードと一緒に、転倒防止ベルトが入っていることがあります。細長いベルトと、小さなネジがセットになった部品です。

ソニーは、ブラビアについて「転倒防止ベルトを全モデルに付属」と公式サイトに書いています。ほかのメーカーでも、確かめた機種の多くで付属品の欄に載っていました。

東京都も、テレビの転倒防止には付属品を使うよう呼びかけています。

付属品のバンドを活用することなどにより、乳幼児が手をかける、叩くなどの行動をしていても転倒しないようにすることが重要です。(東京都)

ただし、どのテレビにも付いているわけではありません。機種によって違うので、自分のテレビで確かめてください。

見る場所は3つ

  • テレビの箱:付属品の小袋が残っていないか
  • 取扱説明書の「付属品」の欄:手元になくても、メーカーのサイトで型番を入れれば読めます
  • テレビのスタンドや背面:機種によっては、ベルトや金具が最初から本体に付いた状態で届きます

型番は、テレビの背面か側面に貼られたシールに書いてあります。箱を捨ててしまっていても、取扱説明書で確かめられます。

確認するのは、ベルトとネジの両方

見落としやすいのが、ネジです。

付属のベルトは、2種類のネジで留めます。テレビ側に留めるネジと、テレビ台に留めるネジです。ベルトがあっても、テレビ台に打つネジがなければ留められません。

シャープは公式サイトで「機種によっては、テレビ台固定用ネジが付属されていないものもあります」と書いています。実際に、ベルトは2本付いているのに、テレビ台側は市販のネジを用意するよう取扱説明書に書かれた機種がありました。

揃っていれば、取扱説明書の手順どおりに、テレビとテレビ台をそのベルトとネジで留めてください。

ベルトとネジ、どちらかが欠けていたら「揃っていない」です。次の章に進んでください。

TCLのテレビは、テレビと壁をつなぐひもが、取扱説明書で「市販品」とされています。この場合も、次の章に進んでください。


2. 付属品がなければ、テレビ台の形でベルトを選ぶ

対策グッズを決めるには、テレビ台の形から確認です。同じ40インチのテレビでも、載せている台が違えば使えるものが変わります。

テレビ台とテレビの4か所を見る

必要な道具は、メジャーと、テレビの裏を照らすライトです(スマホのライトで足ります)。次の4つを見てください。テレビの後ろに回れなければ、横からのぞくか、スマホを差し込んで背面を撮れば確かめられます。

  • テレビ台の天板の厚み:挟む金具(クランプ)が使えるか
  • テレビの背面のネジ穴:ベルトをテレビ側に留められるか
  • テレビ台の素材:木・化粧板・ガラス・スチールのどれか
  • テレビ台と壁のすき間:壁側の器具を入れる余地があるか

この4つをメモしておけば、商品ページを見るだけで使えるかどうかが分かります。

テレビ台のタイプと、使えるもの

テレビ台のタイプ見分け方使えるもの
A 一般的なローボード天板が平ら・厚み3cm以内・天板の縁に手が入るクランプ式ベルト+耐震ジェルマット
B 天板が厚い/縁に手が入らない厚み3cm超、または壁に付けていて奥に手が入らない粘着パッド式ベルト+耐震ジェルマット
C ガラス天板・鏡面仕上げ天板が透明、または光沢のある樹脂商品ごとの可否表示を確認
D 背の高い壁面収納・キャスター付きテレビより台のほうが大きい/脚に車輪があるテレビ台そのものの固定が先(4章)

まずAに当てはまるかを見て、外れたらBから順に見ていきます。

クランプ式は、テレビ台の天板を挟んで留める

クランプ式のベルトは、テレビ台の天板を万力のように挟み、そこからベルトを伸ばしてテレビの背面に留めます。壁にもテレビ台にも穴を開けません。賃貸でまず考えたいのは、この方式です。

挟めるかどうかは、テレビ台の天板の厚みで決まります。対応する厚みは商品ごとに違い、「厚さ0.5〜3cm」のように商品ページに書いてあります。メジャーで見た数字と照らし合わせてください。

クランプで挟めないテレビ台

次のどれかに当てはまると、クランプは挟めません。

  • テレビ台の天板が3cmより厚い
  • 天板の縁が丸くなっていて、金具が滑る
  • テレビ台を壁にぴったり付けていて、奥に手が入らない
  • 天板のすぐ上に棚板があり、金具を差し込むすき間がない
クランプで挟める天板と、挟めない天板3つ(厚い・縁が丸い・すぐ上に棚板)を並べた図

当てはまるなら、テレビ台の天板に貼り付ける粘着パッド式のベルトに切り替えます。粘着タイプは、貼る面の状態に左右されます。化粧板が浮いている、凹凸がある、といった場所は避けてください。

テレビの背面のネジ穴(VESA)

テレビの背面には、取り付け用のネジ穴が並んでいます。VESA(ベサ)という国際規格で位置が決まっていて、壁掛け金具も転倒防止ベルトも、この穴を使います。

テレビに新しく穴を開けるわけではありません。 もとから空いている穴を使います。

穴の間隔は、画面が大きいほど広くなります。たとえばソニーの2026年発売モデルでは、50型が200×200mmです。55〜75型は300×300mm、85型は400×400mmでした。

ただし、同じ画面サイズでもメーカーや年式で違います。自分のテレビの間隔は取扱説明書で確かめて、商品ページの対応範囲と照らし合わせてください。

ネジの太さも機種によって違います。付属ネジのサイズが幅広い商品を選べば、追加でネジを買う必要はありません。

背面をのぞいても、穴が見えないことがあります。化粧パネルで隠れている機種があるためです。その場合は、取扱説明書の「壁掛け」の項に、穴の位置とネジのサイズが載っています。

耐荷重は「スタンドあり」の重さで見る

テレビの仕様表には「質量(スタンドあり)」と「質量(スタンドなし)」の2つの数字が並んでいることがあります。スタンドとは、テレビを立たせている土台の部品です。箱から出したときに自分で取り付けた、あの脚のことです。

壁掛けにする人はスタンドを外すので、メーカーは両方の重さを載せています。テレビ台に置いて使うなら、見るのは「スタンドあり」の数字です。ベルトの耐荷重と比べるときは、こちらを使ってください。

同じインチ数でも、重さは機種で大きく違います。東京都が試験に使った50インチのテレビは、2台で14.5kgと25.5kgでした。自分のテレビの数字で確かめてください。

天板の厚みが3cm以内で、テレビの背面にネジ穴があるなら、これで足ります。天板が厚い、縁が丸い、壁にぴったり付けている。このどれかなら、届いても使えません。

\ 天板の厚みが3cm以内なら、挟んで留められます /

このベルトは、天板の下に手が入りにくいテレビ台なら、上からねじを締める付け方もできます。

付けたあとは、ときどき手で揺すって、ベルトが緩んでいないかを見てください。


3. ジェルマットは、ベルトの代わりにならない

ジェルマットは、テレビの横滑りを止めるもの

耐震ジェルマットは、テレビのスタンドの裏に貼る、やわらかいシートです。揺れたときに、テレビが横に滑るのを止めます。貼るだけなので手軽です。

子どもが引く力には、ジェルマットだけでは負ける

東京都が、1・2歳の子ども7人にテレビの模型を引いてもらい、その力を確かめています。あわせて、本物のテレビを倒すのに必要な力も確かめました。

40インチ50インチ
固定なし1.4kgで倒れた2.3kgで倒れた
耐震マット2.1kgで倒れた2.9kgで倒れた
テレビ付属の固定器具5.0kgでも倒れず5.0kgでも倒れず
子どもが引いた力(最大)3.2kg3.7kg

固定なしと耐震マットは、子どもが引く力より弱い力で倒れました。付属の固定器具だけが、5.0kgで引いても倒れていません(東京都)。

東京都は、この結果を受けてこう書いています。

耐震マットで乳幼児によるテレビの転倒を防ぐことはできません。(東京都)

テレビの箱に付属のベルトが残っていないか、1章に戻って確かめてみてください。

ちなみに、地震のためにつけたベルトは、平時にも役立ちます。 テレビにつかまる、叩くといったときにも、倒れにくくなるからです。

地震に対しては、ジェルマットはテレビに効いている

一方で、地震に対する効果は分けて考える必要があります。

熊本地震の室内被害の調査では、マット式の器具で固定した薄型テレビのうち、転倒・落下・移動したのは16.7%でした。ほかの種類の器具で固定した場合と、大きな差はありません(東京消防庁)。

同じ調査で、タンスや本棚はマット式でも70%以上が動いています。ジェルマットがテレビに効いているのは、テレビが軽いからだと考えられます。テレビ台やタンスにジェルマットだけ、では足りません。

ジェルマットを貼る前に確認すること

  • 耐荷重:4枚で100kgのものから、4枚で12kgのものまであります。テレビの「スタンドあり」の重さと照らし合わせてください
  • テレビのスタンドの裏の凹凸:凹凸が大きいと貼り付きません。ゴム脚やフェルトが付いていれば外します
  • 枚数:スタンドの脚が左右に2本なら2枚、中央に1つの土台なら四隅に4枚が目安です
  • テレビ台の天板の素材:鏡面仕上げやガラスの天板は、商品ごとに貼れるかどうかが分かれます

ジェルマットの役目は、地震の揺れでテレビが滑るのを抑えることです。ただ、東京消防庁がいちばん確実な方法としているのは、固定したテレビ台にテレビを直接留めることです(4章)。ジェルマットは、ベルトで留めたうえで足す物と考えてください。

\ ベルトで留めたうえで、横滑りを抑えます /

数年で粘着力が落ちるので、貼り替えが要る消耗品と考えておいてください。


4. テレビ台そのものを、動かないようにする

テレビをテレビ台に留めても、テレビ台が倒れれば同じ

付属のベルトも市販のベルトも、つなぐのはテレビとテレビ台です。テレビ台が倒れれば、しっかり留めたテレビも一緒に倒れてきます。

テレビは重心が高いため、テレビをテレビ台に固定したのみでは、テレビ台ごと転倒することがあります。(東京消防庁)

床や壁に固定したテレビ台にテレビを留めるのが、いちばん確実な方法です(東京消防庁)。

テレビ台と壁のすき間を埋める

テレビ台の背面と壁のあいだに数cmのすき間があるなら、そこを埋める器具が使えます。粘着シートで、家具と壁をつなぐタイプです。

選ぶときに見るのは1点です。取り付けられる壁の素材に「壁紙」と書いてあるかどうか。 壁紙に貼れると明記している転倒防止器具は、多くありません。

壁紙対応をうたう器具のメーカーのエレコムは、貼る前の確かめ方をこう案内しています。

  1. 布製ガムテープを、幅20mm×長さ50mm程度に切る
  2. 壁の目立たない場所に貼る
  3. 3秒かけて、ゆっくり剥がす
  4. 粘着面に壁の素材が付いてこなければ、取り付けられる

壁紙がめくれてくるようなら、この方法は使えません。30秒で分かるので、買う前に試しておくと迷いません。

エレコムは、次の壁には取り付けられないとしています。セメントモルタル壁、凹凸のある壁、表面のやわらかい壁紙、コルク壁紙、和紙、襖、障子です。当てはまるなら、粘着に頼らない方法に切り替えてください。

背の低いテレビ台で、天井まで距離があって突っ張り棒が届かない場合の選択肢です。

\ 壁紙に貼れると書いてある器具です /

メーカーが示す耐久年数は8年です(使用条件により異なる)。貼った日をメモしておくと、替えどきが分かります。

キャスター付きなら、まず車輪を止める

テレビ台に車輪が付いているなら、順番が変わります。

キャスター付きのテレビ台は、移動防止対策をしておくことが重要です。(東京消防庁)

動く土台に何をつないでも、動きます。 ベルトやジェルマットより先に、ここから始めてください。

車輪にストッパーが付いていれば、それを掛けてください。付いていなければ、車輪の下に「キャスター下皿」を置きます。東京消防庁も、キャスターの下に置いて家具の移動を防ぐものとして、この下皿を挙げています。

下皿は、車輪の直径に合うものが必要です。メジャーで車輪の直径を見てから買うと、合わずに困ることがありません。

\ 車輪の下に置くだけ。直径40〜50mm用です /

置くと車輪が動かなくなるので、掃除のたびにテレビ台を動かす場合は、そのつど外すことになります。


5. 壁掛けにするなら、賃貸でも工事不要の製品がある

テレビ台を使わない選び方もある

テレビ台を使わず、テレビを壁に掛ける方法もあります。レイアウトの都合、掃除のしやすさ、テレビ台が場所を取るなど、選ぶ理由はさまざまです。

壁掛けというと、大がかりな工事で壁に穴を開けるイメージがあるかもしれません。でも、賃貸でも使える工事不要の製品があります。

小さなピンで壁に留める金具

平安伸銅工業の「ラブリコ」の壁掛けテレビ金具(I-KTWH)は、小さなピンで壁に留めるタイプです。木材をピンで壁に取り付け、そこにテレビを掛けます。メーカーは、工事不要で原状回復できると説明しています。必要なネジは付属し、道具はプラスドライバー1本です。

使えるテレビには、メーカーが条件を決めています。

  • 32〜60インチの薄型テレビ
  • テレビの背面のネジ穴が、横75〜400mm、縦は75・100・200・300・400mmのいずれか
  • 総重量40kg以下(アクセサリ類を含む)

テレビの背面に出っ張りがあるもの、ネジ穴の並びが台形のものには取り付けられません。条件を満たすなら、選択肢になります。

取り付けたあとの確認

メーカーは、取り付けから2〜3日後と、その後は半年に1回程度、緩みやガタつきがないかを確かめるよう案内しています。

条件から外れるテレビは、業者に相談する

大きいテレビ、重いテレビで、こうした製品の条件から外れる場合は、家の構造によって取り付けられるかどうかが決まります。パナソニックは、ビエラの壁掛けについて公式サイトでこう書いています。

ビエラの壁掛けの取り付け工事は、性能・安全確保のため、事前に販売店および工事専門業者にお問い合わせください。家屋の構造によっては、取り付けられない場合があります。

メーカー自身が、業者への相談を案内しています。


6. わが家の失敗

棚の天板が厚くて、ベルトを留められなかった

テレビ台の代わりに、手持ちの棚を使っていました。食器を飾るような、前面がガラス扉の棚です。そこで詰まったのが3点です。

詰まったことどうなったか
1天板が厚すぎて、ベルトが留められなかったテレビ側と棚側をつなぐ手段がなく、壁に留めるしかないと考えた
2配線が多く、棚をどかしてベルトを通すのが手間だった余計に「壁のほうが早い」と思った
3壁にネジを打った石膏ボードで、抜けた

いくつかの理由から、テレビ台を買い替えました。

もともと食卓くらいの高さがある棚だったので、ソファから見ると見上げる角度でした。そして、前面のガラスが危ないという話になりました。テレビが倒れなくても、扉が割れれば危ない。

飛散防止フィルムを貼る手もありますが、フィルムは飛び散りにくくするもので、割れること自体は防げません。高さの問題も残ります。替えるしかないかな、という結論になりました。

失敗から言えるのは1つです。買う前に、テレビ台のどこに留めるかを決めておく。 留める場所がある台なら、迷う時間がまるごと要りません。

配線を、ベルトの金具の下に噛ませていた

わが家では、テレビの後ろにゲーム機の配線が何本も通っています。

以前は横着して、配線の上からベルトを留めていました。ベルトの金具とテレビ台の間に、配線を噛ませてしまっていたのです。

テレビ台の縁の金具とテレビ台の間に、白い配線が挟まっている様子

留め直す前。ベルトの金具とテレビ台の間に、白い配線を噛ませていた

留め直して、ベルトの上に配線が来るようにしました。

配線を噛ませたままだと、締めたつもりでも効きません。 ベルトを留めるときは、金具と台の間に何も挟まっていないかを見てください。


7. 付けるのは20分。手順はこの3つ

  1. テレビ台の天板を挟んで、クランプを留める
  2. テレビ側のVESA穴にベルトを留める(ネジは金具に付属します)
  3. 手で揺すって、ベルトが張っているか確かめる

写真つきの詳しい手順と、子どもと一緒にやる段取りは、noteにまとめています。

▶ 『「いつかやろう」の家具固定を、次の週末で終わらせる-失敗しない段取りと、親子でやる方法』


まとめ:まず、箱と取扱説明書を見る

  • 付属のベルトとネジが揃っていれば、それを使う。 揃っていなければ買う
  • 付属品がなければ、テレビ台の形でベルトを選ぶ
  • ジェルマットだけでは、子どもが引く力に負ける
  • テレビ台そのものの固定は、ベルトとは別に要る
  • 賃貸でも、条件を満たせば工事不要の壁掛けが選べる

買う前にできることが1つあります。テレビの箱か、取扱説明書の付属品の欄を見る。それだけなら5分です。

揃っていなかったときは、ここから選んでください。


この記事を書いた人

病院の医療を裏方から支えて10年以上。被災地で見たことから、家で防げるけがを減らしたくて書いています。→ 運営者について


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